iPhone12予約開始!
先日(日本時間:2020年10月14日)にAppleから「iPhone12」シリーズとして、iPhone12 mini・iPhone12・iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Maxの4機種が発表されました。
発表のあと2020年10月16日からApple Store他量販店・携帯ショップでの予約受付が始まっていますが、iPhone12 Pro Maxの予約は来月2020年11月6日午後10時からです。
pre-order image:ビックカメラ.com
Apple Store ではiPhone12の発売日である2020年10月23日(金)に届く初回出荷分は既に終了しているようで、この記事の投稿時に確認した際には配送が2020年11月3日以降となっていました。
このiPhone12の発表よりさかのぼること1ヶ月、先月(2020年9月)発表された新型iPad AirはUSB Type-C(USB-C)端子を搭載しました。
そのためiPhone12シリーズが搭載する端子が従来のLightningとなるのか、MacBook→iPad Pro→iPad Airに続いてUSB Type-Cを搭載するのか気になるところでした。
Link→ Apple Store iPhone をみる(Apple Store公式)
Link→ ビックカメラ.com でiPhone12 をみる(ビックカメラ.com)
Lightning 端子継続
私自身も『今度はUSB Type-C(USB-C)が搭載されるのでは?』と思っていましたが、発表されたのはLightning端子を従来通り継続して搭載するという事でした。
Lightning端子が引き続き使われることに対して「Type-Cになればよかったのに」と思う部分と、「今までのLightningケーブル・端子アダプタが使えるからいいか」と思ったところです。
https://youtu.be/cnXapYkboRQ
youtube: Apple公式
iPhone12シリーズ4機種共通となったA14 Bionicチップ搭載や、5G対応、有機ELディスプレイ搭載など話題は尽きず、また4タイプのカメラ性能でどれを買うか選択方法など一気に情報があふれています。
今までUSB Type-CのPD充電器やType-C PD対応のモバイルバッテリーを使ってきているなかで、iPhone12シリーズを購入したらどうなるか?という視点で考えてみたいと思います。
充電ケーブルについて
USB Type-C-Lightningが付属
product image : ビックカメラ.com
iPhone12シリーズに付属するのは「USB Type-C → Lightning 」ケーブルです。充電器もしくはパソコンに接続する部分がUSB Type-Cとなったことで、「手元にUSB-C対応の充電器が無い・パソコンにUSB-C接続端子が無い」と思う方がいるようです。
従来のLightningケーブル
今回初めてiPhone12シリーズを購入しようと思っている方は、Type-C対応の充電器をそろえたりする必要があるかもしれませんが、今までiPhoneシリーズを使ってきた方は「USB-A → Lightning」のケーブルはそのまま使うことができます。
今までのLightning端子機器を無駄にすることなく使えるわけですから、ある意味USB Type-Cに変わらなくてよかったのではないかと思います。
しかしその一方では、USB Type-C対応の充電器やパソコンが増えてきていることから、新型iPad AirみたいにUSB Type-C端子を搭載してくれたら充電や周辺機器もType-Cケーブル一本で統一できて便利になるはず言う思いがあるのも確かです。
端子問題は非常に難しいところだと思います。特に今までノートパソコンのACアダプタが機種によって違うので大変な思いをしてきましたが、Type-CのPD対応という嬉しい規格になってアダプタ問題が解決の方向へと向かい始めています。
Type-C対応に変わることで、充電器の問題だけでなく周辺機器の接続も統一されるメリットは非常に大きいと思いますが、もし今回発表されたiPhone12シリーズがType-C端子搭載となっていたら、Lightning端子の接続機器は全て買い替えなければならないわけですから悩ましいところでしょう。
USB Type-Cへの期待
最近のMacBookを購入した人にとっては特に問題ないでしょう。なんといっても新しいMacBookはUSB-Cポートしか搭載していないのですから。
Windowsのパソコンの場合はと言うと、周辺機器の問題がどうしても関係するためかUSB-Cポートのみといったパソコンは少ないようです。USB-AとUSB-Cの端子をうまく組み合わせる必要があるといった感じです。
充電の事だけでなく周辺機器でType-Cに対応したものが増え、発売されるスマートフォンもType-C対応がほとんどといった流れは以前から当ブログのなかでも伝えてきたことではありますが、これからのUSB Type-Cへの期待はさらに高まっていくと思っています。
現在オーディオアダプタ用として Lightning端子のヘッドホンをUSB Type-C端子に接続出来る、USB-C & ライトニングUSBオーディオアダプタといった製品があります。
Anker USB-C & ライトニングUSB オーディオアダプター【MFi認証/高耐久/ロスレス/高い互換性】
Link→ Anker USB-C & ライトニングUSB オーディオアダプター(Amazon)
このアダプタはヘッドホン用となっていますが、Lightning端子の様々な機器が使えるアダプタが同梱されれば問題なくType-Cへと移っていけるのではないかとも思います。
まとめ
iPhone12の発表・予約開始で、さらにType-C対応の周辺機器への意識向上につながるのではないでしょうか。とくに今回はケーブルは付属しているけれどもACアダプタは入っていません。
付属しているケーブルがType-Cと聞いて、USB Type-Cの充電器やモバイルバッテリーを購入する人が増えていくことも考えられます。
とくにモバイルバッテリーと充電器を兼ねたアダプターが注目を浴びるのではないかと思っています。私のオススメはType-CとType-Aの両ポートをもっているAnker PowerCoreIII Fusion5000です。
コンセントがあればそこに差してACアダプタとして使えるし、外出時にはモバイルバッテリーとして使えるハイブリッドタイプという点が気に入っています。
Link→ Anker PowerCoreIII Fusion5000 をみる (Amazon Ankerストア)
この他にも似たようなタイプの機器があると思います。一度量販店や通販サイトのType-C充電器・モバイルバッテリーのコーナーを眺めてみてはいかがでしょう。面白いものが見つかると思います。