
受信FAXのEメール転送機能
先日受信したFAXをパソコンやスマホあてにEメール転送することができるカラーレーザー複合機MFC-L3780CDWについて掲載しました。
先日紹介した機種のほかにもEメール転送機能を持つタイプがあるのか、カラーレーザー・モノクロレーザー複合機などリストアップしてみました。
メーカーについてはWebDreamが導入したbrotherブラザーが公式サイトに掲載しているモデルについてサイトの説明を確認して掲載しています。
brotherブラザー
出典:brother公式サイト:レーザープリンタ・レーザー複合機brother ブラザー公式サイト
URL:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/index.aspx
WebDreamが導入したカラーレーザー複合機のほかに、モノクロレーザー複合機、インクジェット複合機、プリンタ等様々なものがありますが、今回はFAX機能付き複合機に絞ります。
そしてその機種の特徴の中に受信FAXのEメール転送があるものを挙げていきたいと思います。
公式サイトの機能の説明の中に受信したファクスを指定したメールアドレスへ転送機能の表記で、【ファクスEメール転送】と【ファクス to Eメール送信】といった似ているけれど微妙に異なる表記があります。
どちらも受信したファクスを転送する機能であることは確かなのですが、本体設定が異なります。
実は導入前にいろいろファクス転送について調べていた時は、その区別がついていませんでしたが、今回導入してその違いが明確になりました。
複合機本体でメール送信のためのメールサーバー(SMTP)の設定は不要で、受信したファクスをブラザークラウドサーバーが指定メールアドレスへと転送します。
複合本体でメール送信のためのメールサーバー(SMTP)の設定が必須で、受信したファクスを複合機本体が設定メールサーバーから指定メールアドレスへと転送します。
公式サイトで複合機の説明にこの2つの転送方法が記載されている機種、1つの転送方法が記載されているものとあるようで、機種によっては転送方法が異なるかもしれません。導入の前にはメーカーへ確認されることをおすすめします。
モノクロレーザー複合機
MFC-L6820WD
A4モノクロレーザー複合機 MFC-L6820DW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
高速プリントと印刷エンジン部の高耐久性を持つモノクロレーザー複合機のフラッグシップモデルです。
操作画面も7インチのタッチ式大型液晶でとても使いやすく、よく利用する機能を画面に設定できるカスタマイズ機能があります。
またオフィス利用でのセキュリティー機能としてNFCによるICカード紐づけも可能です。
もちろん受信したファクスデータを指定したEメールアドレスへ転送する機能も搭載しています。
Link→ モノクロレーザー複合機 MFC-L6820DW(amazonでみる)
MFC-L5710DW

A4モノクロレーザー複合機 MFC-L5710DW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
低ランニングコストで高速プリントが可能なモノクロタイプのハイスペックモノクロレーザー複合機です。
消耗品であるトナーとドラムユニットを別々に交換できる分離型を愛用することで低ランニングコストを実現しています。
もちろん受信したファクスデータを指定したEメールアドレスへ転送する機能も搭載しています。
Link→ モノクロレーザー複合機 MFC-L5710DW(amazonでみる)
MFC-L2880DW
A4モノクロレーザー複合機 MFC-L2880DW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
上記の2台に比べると印刷スピードが落ちるものの、基本的な性能はほぼ同じレーザー複合機です。
コンパクトなサイズで価格も抑えられて導入しやすいモデルとなっています。
とはいっても、受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ モノクロレーザー複合機 MFC-L2880DW(amazonでみる)
MFC-L2860DW
ブラザー工業 A4モノクロレーザー複合機 MFC-L2860DW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
MFC-L2880DWと印刷に関わる仕様を見比べても用紙節約に貢献する両面プリント機能搭載で特に違いが見当たりません。
何が違うのかと見ていたら、スキャン部分に違いがありMFC-L2880DWは両面スキャン可能ですが、こちらは片面スキャンということでした。
スキャンすることが少なければこちらのモデルでも十分です。
このモデルも受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ モノクロレーザー複合機 MFC-L2860DW(amazonでみる)
FAX-L2800DW
A4モノクロレーザー複合機 FAX-L2800DW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
上記複合機と大きな違いは受話器がついていることと、操作パネルが2行の液晶で設定用のボタンが並んでいることです。
いかにもFAX機というイメージを感じますが、ネットワーク系の機能はしっかりしており受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ モノクロレーザー複合機FAX-L2800DW (amazonでみる)
カラーレーザー複合機
MFC-L9570CDW
A4カラーレーザー複合機 MFC-L9570CDW/FAX/31PPM/両面印刷・同時スキャン/有線・無線LAN/ADF
ビジネス用カラーレーザー複合機のフラッグシップモデルで、カラー・モノクロともに毎分約31枚の高速印刷が可能です。
オプションの増設用紙トレイで給紙可能枚数を増やすことができる等大量印刷を快適に行えます。
受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ A4カラーレーザー複合機 MFC-L9570CDW(amazonでみる)
MFC-L8610CDW
A4カラーレーザー複合機 MFC-L8610CDW/FAX/31PPM/両面印刷/有線・無線LAN/ADF
ビジネス用カラーレーザー複合機のエントリーモデルとして位置づけされているモデルです。
基本的な性能は上位モデルと同じようですが、ランニングコストがMFC-L9570CDWに比べてかかるようです(カタログ基本仕様より)。
大きな違いとして操作パネル部が3.7インチタッチパネルになっている点が挙げられます。
受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ A4カラーレーザー複合機 MFC-L8610CDW(amazonでみる)
MFC-L3780CDW
A4カラーレーザー複合機 MFC-L3780CDW (FAX/無線・有線LAN/ADF/両面印刷)
WebDreamが導入したカラーレーザー複合機です。
印刷スピード、両面印刷・両面スキャンなど上位モデルと比べても遜色のないモデルです。
今回ファックス機能付きのモノクロレーザー・カラーレーザー複合機をリストアップしてきましたが、こちらのモデルも受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送する機能を搭載しています。
Link→ A4カラーレーザー複合機 MFC-L3780CDW (amazonでみる)
まとめ
今回brotherブラザーの公式サイトに掲載されているFAX機能を持つレーザー複合機を確認しましたが、ほとんどの機種がネットワーク対応という位置づけで、受信したファクスデータを指定したメールアドレスへ転送できる機能を有するという結果になりました。
FAX機能を持つFAX-2840という複合機が、インターフェースがUSBのみでLAN接続ができないモデルのためメール転送ができないようです。
また複合機の説明を確認している中で、FAX機能を持たないレーザー複合機でLAN接続ができる機種の場合、スキャンした際のデータをクラウドサービスに転送したり、指定メールアドレスへデータを送るといったネットワーク機能があることがわかりました。
ファクス受信だけでなくスキャンデータもデータ転送ができるということは、紙に印刷することなくパソコンやスマホで確認でき紙資源節約という面に貢献しているといえるでしょう。
受信したFAXデータを外出先で確認したいという思いから始まり、インターネットFAX送信サービスの導入につながり、最終的にはからレーザー複合機導入によりメール転送というゴールにたどり着くことができました。