気づいたら購入していたACアダプタ
先週(2019年6月27日記事参照)HP純正のHP 65W USB-C スリムACアダプターが新発売という事で、どんなものかとHPのサイトで確認をしていました。
外観や、USB-Aポート搭載など、いまElite x2 1012のアダプタと比べてどうか?とか、最近購入したType-C対応の充電器やモバイルバッテリーと比べてどうかなど考えていました。
初めはサイトの情報を眺めながら、実際に使う上ではこんな感じになるかなぁとか、充電の性能はどうなるかなどと考え、思い浮かべるだけだったのですが、見ているだけで済むわけがありませんでした。
そうです、気づいたらHP 65W USB-C スリムACアダプターをカートに入れていたのです。
購入決定のボタンを押して「ご注文ありがとうございました」の画面が表示されるのはあっという間で、発送連絡を受け、到着を待つばかりとなりました。
本記事で紹介しているHP 65W USB-CスリムACアダプタはHP公式サイトでの販売が終了しています。
本記事掲載(2019年7月5日)では、記事内のリンク先で表示されてましたが、現在は後継のアダプタ等が表示されるHPダイレクト法人(ビジネス)向けのオプション・周辺機器のページへとジャンプします。
後継機種の65W給電できるUSB-Cラップトップチャージャーが発売されています。
※ 後継のラップトップチャージャーにはUSB-Aポートがありません。
AmazonのHPストアで後継のACアダプタが販売されています。
WebDreamが使っているHP純正アダプタの後継モデルです。
Type-Aの端子がなくなっている点に注意してください。
Link→HP純正 USB-C 65W充電器
スリムACアダプタ到着
到着を待っていたHP 65W USB-C スリムACアダプターが届きました。
箱がでかい・・・ノートPC購入時はノートPCと一緒に箱に入っていて、ち密に計算された段ボール折のスペースにうまく収まっているアダプタですが、今回はアダプタ単体という事もあり、それなりの大きさのパッケージ入りです。
早速開けてみてみます。中はこんな感じで箱に比べてアダプタの小ささをより感じます。
本体と、ACケーブル。アダプタがスリムなだけにケーブルはやっぱり太さを感じてしまいます。
アダプタ本体はさすがに名称に「スリム」と付いていることもあってコンパクトに見えます。
ケーブルの出方はこのように、端面に沿って出ているのはやっぱり良いですね。持ち運ぶ際に巻き付けるときにもケーブルのおさまりが良くなります。
パソコンへのUSB-C給電ケーブルとその横にはUSB-Aのポートがあり、USB充電・給電に使うことができます。
このファブリック素材のケーブルは手触りがよくて私好みです。送付時に巻き付けてあったのでまき癖が残っています。
今までのElite x2 1012の純正アダプタだと、このように端面のどまんなかから「にょきっ」と感があり、垂直にケーブルが飛び出ているため巻き付けるにしてもコードの向きが落ち着かず、持ち運び時に持て余していました。
一方ACケーブルは2Pのコンセント側と3P タイプのアダプタコネクタ部となります。ケーブル長はカタログ通り90㎝です。
こちらの電源ケーブルもアダプタから伸びているType-Cケーブルと同じファブリック素材だとカッコよいのですが普通のタイプです。
アダプタ本体のACコネクタ部は3Pなので、ここに付属の電源ケーブルをつなぐわけですが、これに関しては、Elite x2付属のアダプタの様に折りたたみ式だったらベストでした。
長い電源ケーブルは持て余すかもしれないと初めから思っていたこともあり、3ピン→2ピンタイプの20cmの電源ケーブルを購入しておきました。
3Pタイプの20cmケーブルです。購入したのはBUFFALO 電源ケーブルDELL/HP用3ピンソケット(メス)⇔2ピンプラグ(オス)20cm BSACC0802BKAです。
Link→BUFFALO 電源ケーブルDELL/HP用3ピンソケット(メス)⇔2ピンプラグ(オス)20cm BSACC0802BKA (アマゾンで商品を見る)
私が購入したのは、コネクタ3P部分がストレートですが、この部分が【L型】になっているものもあるようです。サンワサプライから発売されていました。
Link→ サンワサプライ 電源コード(3P・L型コネクタ) 0.2m KB-DM3L-02 をみる(Amazon)
他Type-Cアダプタとの比較
HP 65W USB-C スリムACアダプターを他のACアダプタを並べて比較してみます。
ケーブルコネクタタイプとケーブル一体とではやはり違いますが、カタログの数値だけではわからない部分が、このように並べてみると一目瞭然です。
上の段左から順に、Anker-Fusion5000 SEKC-SWC-PD3260WT Anker-PowerPort PD60
下の段左が HP Elite x2 1012純正アダプタ 右が今回購入したスリムACアダプタです。
コンパクトさはAnkerのPD2がダントツではありますが、今回のスリムACアダプタもなかなかのものです。
大きさはこの様にくっつけて並べてみると良くわかります。カタログ値の寸法だけではわからない部分が一目瞭然です。
見てわかるように、今回のスリムACアダプタだけ3PコネクタでACコードをつなぐタイプで、今まで持っていたものは、全てプラグ折りたたみタイプなのです。
コンセントへの差し込みをどの様に対応するかで使い勝手が変わるかなと思ってます。
純正アダプタと比較
今回購入したHP 65W USB-C スリムACアダプターと、Elite x2の同梱アダプタの2つを比較すると寸法だけではわからない部分がはっきりしてきます。
寸法はスリムACアダプタが 幅97x奥行53.5x高さ21mmに対し、Elite用のアダプタは 幅74 x 奥行74x高さ28.5mmとなっていますが、並べると今回購入したアダプタのスリムさが目立ちます。
また手に持った時のおさまり具合はスリムACアダプタの方がもちやすいと感じます。ケーブルを巻き付けた状態がちょうどよい大きさかもしれませんね。
カタログ値では高さは7mm差ですが、手に持った時はスリムACアダプタに軍配が上がります。
長細くなっていることもあり、【薄さ】をより感じるのかもしれませんがスリムさが際立ちます。
充電確認
同時に購入したACケーブル20cmをつないで充電確認です。短い20cmケーブルを買っておいたのは正解でした。
ACアダプタから、Type-Cハブ(充電対応タイプ)を経由しElite x2を充電します。
Elitex2 1012は問題なく充電できます。当然と言えば当然ですが。
あとは接続時の電圧と電流を測定してみます。
Type-C簡易テスタをアダプタとType-Cハブ間に接続し測定しました。
電圧は接続してすぐは5Vあたりから、しばらくすると19.6Vでほとんど変化せず安定しました。電流は2A~2.7Aあたりの変化がありました。撮影時は2.66Aでした。
まとめ
箱を開けて第一声「あっちいさい!」と感じたこのHP 65W USB-C スリムACアダプターですが、買って良かったというのが感想です。
私の手にちょうど良く収まるスリムさとファブリック素材ケーブルがとても気に入りました。
充電に関してはHP純正という事、またUSB-Cが60WでUSB-Aが5Wの合計65Wでの充電が可能なので問題なく使えると思います。
気になるのはやはりコンセント差し込みの部分です。Elite x2のアダプタや、他に購入していた充電器群が全て折りたたみプラグだったことあり、このスリムACアダプタも折りたたみプラグだったらもっとスリムさが活かせたのではないでしょうか。
今後はもっとUSB-C対応のPCや携帯端末が増えていくことが予想されます。必要となるType-C充電器にパワーとデザインを兼ね備えたHP 65W USB-C スリムACアダプターをお勧めします。
Link→ HP 65W USB-C スリムACアダプター を見る(HP法人ストア オプション一覧)
後継USBアダプタ発売中
本記事で紹介しているHP 65W USB-C スリムACアダプターは残念ながら公式サイトでの販売は終了しています。
しかし、同型の後継USB-Cのラップトップチャージャーが販売中です。
上記写真でわかるかと思いますが、後継機種ではUSB-Aポートがなくなっています。仕様を確認すると出力は同じで、サイズも同じです。
しかしUSB-Aポートがなくなった分なので軽くなっているようです。
出力 | 65W |
質量 | 約210g(本体のみ。コンセント側コード除く) |
サイズ | 縦約97mm、横約53.5 mm、高さ約21mm。(本体のみ。コード類除く) |
ケーブル長 | USB-C側コード長さ約180cm コンセント側コード長さ約90cm |
USB-Aポートでの充電はまだ必要な場面が多いでしょうから、この仕様変更は残念ですが今後Type-C対応機器が増えていくことを考えるとこれも時代の流れなのでしょう。
AmazonのHPストアでも販売されています。
WebDreamが使っているHP純正アダプタの後継モデルです。Type-Aの端子がなくなっている点に注意してください。
Link→HP純正 USB-C 65W充電器