USB Type-C接続への注目
WebDreamが使用している2in1タブレットHP Elite x2 G2は充電がUSB Type-Cということもあって、今までType-Cの充電器やUSB-Cハブ等について紹介してきました。
パソコンに限らず、最近のAndroidスマホはほとんどUSB Type-Cとなってて、iPhoneもいつType-Cになるのか?といった話題でも盛り上がり、時代はUSB Type-Cにさらに向かっているのだと感じています。
また、先月末の欧州委員会のスマートフォンなどの充電ポートを「USB Type-C」に統一する指令案が発表されたことが大々的にニュースにもなり、より多くの人がUSB Type-Cに注目していると思います。
充電端子が統一されることや、周辺機器の接続がUSB Type-Cケーブル1本でできるとなると非常に便利になっていくであろうことはWebDreamとしても肌で感じています。
またType-C接続のSSDも使っているとなればもう欲しいものは特にないはずなのですが、新しいものには目がありません。
いろいろと探していると、Type-CタイプのAC充電器やモバイルバッテリーの話題で事欠かないAnkerの新製品が目に留まりました。
気になるUSB Type-Cハブ
Anker PowerExpand 4-in-1 USB-C SSD
このPower Expand 4-in-1はType-C接続のハブで、HDMI出力ポートがありタブレットやノートパソコンと外付けディスプレイを接続して2画面で作業の効率化が図れます。
またUSB-Aポートが2つあることで、従来のUSB周辺機器を接続してデータ処理を行うことが出来ます。
そして最大の特徴はこの製品の名称にある【 SSD】の文字にも表れていますが、このコンパクトなハブの中に256GBのSSDストレージが搭載されています。
1台で2役のハイブリッド設計
HDMIポートで高画質な画面出力をしたり、2つのUSBポートで高速データ転送を行うといった従来のハブとしての使い方に加え、内蔵の大容量SSDストレージに動画等のファイルを保存も可能。お使いのノートPCの機能を2つの側面から拡張いたします。大容量内蔵SSDストレージ搭載
コンパクトながらも最大で約40,000枚*の写真データを保存可能な256GBの大容量なSSDストレージを搭載。映画や写真、音楽などを内蔵のSSDに保存し、最大400MB/sでファイルを高速転送することができます。
*写真1枚を約5-7MBとした場合高画質な画面出力
4K (30Hz) 出力対応のHDMIポートを搭載し、大画面でも高画質なコンテンツをお楽しみいただけます。USB PD対応パススルー充電
データ転送やHDMI接続などハブとして使用しながらも、お使いのノートPCに最大88Wまでの高出力で急速充電が可能です。(12Wはハブ本体への給電に利用されるため、実際の最大入力は100W、最大出力は88Wです)
※88Wで出力の場合は100W出力が可能な充電器をご利用ください。高速データ転送
音楽のプレイリストやフォトアルバムなどを5Gbpsの高速データ転送で即座に同期することが可能です。持ち運びにも最適
従来のハブと異なり、ケーブルをハブ本体に収納できるスマートなデザインになっているため、持ち運びにも最適です。出典:Anker PowerExpand 4-in-1 USB-C SSD ハブ (256GB) Anker Japan
URL:https://www.ankerjapan.com/collections/usbhub/products/a8347
製品のポイントにもありますが、SSDストレージが搭載されていることとUSB PD対応のパススルー充電がこの製品の魅力だと思います。
このSSDが内蔵されたUSB Type-Cハブという考え方は昨年にも注目しており、その時はクラウドファンディングから、一般販売に移るといった状況でした。
USB Type-CハブとSSDを個別に持ちあるくよりも、一体化すればどんなに便利になるだろうと思ったことを思い出しました。
AnkerのACアダプタやモバイルバッテリーを気に入って使っているWebDreamとしては大いに興味を持っているところです。
販売は既に始まっていて、AnkerJapanやアマゾンで購入できるようです
Link→Anker PowerExpand 4-in-1 USB-C SSD ハブ をみる(Anker Japan)
Link→Anker PowerExpand 4-in-1 USB-C SSD ハブ をみる(Amazon)
コンパクトボディ
仕様を見るとこのAnker PowerExpand 4-in-1 USB-C SSD ハブの大きさは約13.4x5.1x1.5cmとなっています。
今使っているType-Cハブは下画像からもサイズが把握できますが、大きさは約11.2x4.5x1.7cm(ケーブル部除く)です。
長さ方向が約2cm長く、幅が0.5cm大きいボディにSSDが内蔵されていると思えば、このハブとSSDの代わりに1つで済むというのは大きなメリットとなります。
実際にはこの2つに加えて、SSDと接続するためのケーブルが必要になるのでその差は歴然です。
欲しかったカードリーダー
コンパクトなボディにSSDが内蔵されて、Type-Cアダプタを経由して充電しながら使うことが出来る非常に便利なハブだと思います。
一点欲を言えば、長さ方向にあと数センチ伸びてもいいからSDカードリーダーが欲しかったところです。
スマホのデータ保存の場所や出番が少なくなってきたとはいえ、まだまだ使う場面が多いデジカメなどのデータストレージがmicroSDカードがあるからです。
カードアダプタを使う事でmicroSDカードにも対応出来るので、フルサイズのSDカードのスロットがついていればと思ってしまいました。
USB Aのカードリーダーを1個持ち歩けば事足りるという事でもありますが、いろいろ考えてしまいます。
SSD容量を選択したい
これはWebDreamとしての希望ですが、今回発売されているのは256GBと容量は選ぶことが出来ません。
昨年紹介していたType-CハブはSSDの容量が960GB、480GB、240GB、120GBと4種類から選べたので、ラインアップに512GB、960GBといったさらなる大容量タイプがあればと思っています。
ドッキングステーション機能付きHDD・SSDケース
SSDが内蔵されたドッキングステーション・ハブもいいけれど、自分が欲しい保存容量のSSDを内蔵できるものがあればいいのにと思って探してみると見つかりました。
エレコム:LGB-DHUPD
ドッキングステーション・(ハブ)機能が付いたUSB Type-C接続のHDD/SSDケース LGB-DHUPDです。
HDMI出力ポートと、USB-Aが2ポート、そしてPD対応のTyep-Cポートが搭載されていることは、Ankerのハブと変わりません。
大きな違いは7mm/9mm厚の2.5インチのHDD・SSDを直接搭載できる点です。
さすがに持ち運ぶことを考えた場合はHDDではなくSSDを搭載すると思いますが、自分が望む容量のストレージを搭載できる点は魅力です。
ただし、2.5インチサイズのストレージを直接搭載できるようにしたことで、サイズが130x130x29mmとなっており、残念ながらコンパクトさは求めることが出来ません。
ドッキングステーション機能付きHDD/SSDケース
出典:ドッキングステーション機能付きHDD/SSDケース エレコムダイレクトショップ
URL:https://shop.elecom.co.jp/item/4580333599953.html
Link→ドッキングステーション機能付き2.5インチHDD/SSDケースをみる(エレコムダイレクトショップ)
Link→ドッキングステーション機能付き2.5インチHDD/SSDケースをみる(Amazon)
これを見ると、当然ですが2.5インチSSDではなくM.2タイプのストレージが内蔵できればいいのにと思ってしまいます。
M.2内蔵可能ドッキングステーション
M.2 SATA対応
Type-C接続、PD対応M.2(SATA)ケース
LANポート搭載
USB-A2ポート
Link→TypeC接続 多機能マルチアダプタ 5in1をみる(Amazon)
M.2 NVMe対応
Type-C接続
PD対応
M.2 NVMe 2230/2242/2260/2280対応
USB-Aポート
SDカードリーダー
Link→USB-Cハブ M.2 NVMeハードドライブエンクロージャ付きをみる(Amazon)
AmazonでM.2 NVMe搭載可能なドッキングステーションを見つけましたが、残念ながら在庫切れ(2021年10月9日現在)となっていました。
ドッキングステーションという名称でSSD/M.2等のケースを兼ねた物は増えて行くのではないかと思っています。
元々SSDが内蔵してあるものを選ぶもよし、自分好みでカスタマイズをするもよしだと思います。
まとめ
Type-C接続への大きな波が押し寄せてきているのは間違いないと思います。
注目されていたiPhone13へのType-C搭載はなかったものの、新型iPad miniはType-C搭載となり、先日の欧州委員会のこともあり、ますますType-C搭載へと加速するのではないでしょうか。
電子機器が動作するために必要な電源を供給したり、充電ためのACアダプタだけでなく、周辺機器との接続もだんだん統一されるとすれば便利だと思います。
機器にあわせたACアダプタを準備して、さらには接続するケーブルまで準備しなくてはならない世界から統一された世界へと移り変わっていくことでしょう。
一方、今までの電子機器用のACアダプタやケーブル類を整理もしていかなければと思ったところです。