
先日の記事では、アイディア満載のパソコンがいっぱいあって面白かったと、変わり種パソコンをいくつか思い出しながらまとめてみました。
まとめたと言ってもほんの一部に過ぎず、もっといろいろなアイディアあふれるパソコンは世の中に存在すると思います。
その中で、サブパネルといった形でタッチパッド部を液晶化したキーボード一体型パソコンや、ノートパソコンの背面にスマホを装着できるようになっているものがあり、タッチパッドを液晶化するアイディアは以前からあったのだと再認識しました。
そこで、タッチパッド部の使い勝手を考えたパソコンと、サブディプレイを究極に使うことを考えたノートパソコンが発売されたのでご紹介します。
もう一つのスクリーンが使い勝手を変える
先日ASUSから発売された ASUS ZenBook 14は、タッチパッドがスマホイメージで操作でき、タッチパッドとしても使用できるScreenPadを搭載したパソコンです。
パソコンに搭載されたScreenPadは、ノートパソコンの使い勝手を大きく変えるものだと思います。
スマホのアイコンの様にボタンをカスタマイズできたりアプリと連動させ、またセカンドディスプレイとして使うことができるので、いわゆるマルチディスプレイ環境をノートパソコン本体のみで実現しているようなものです。
性能は申し分なく、第8世代のCore iプロセッサを搭載し、グラフィック・ストレージ・メモリ等を使い方や用途に合わせて選択できます。
このScreenPad部分がスマホとなり、取り外しができたらそれこそアイディアパソコンと言えるのにと思ってしまいました。
パソコンを使う上でwifiの環境は必須で、ネットに接続できることを前提としている部分があります。スマホと合体できるマシンがあればという考え方だと、通信環境をスマホに担わせることができるのでネット環境も整うという事です。
もちろんsimスロット搭載のノートパソコンもあるし、モバイルルーターを使えばネット環境が構築できるのは判りますが、やっぱりスマホ合体型っていうのにロマンを求めたいところです。
その中のUX433FN UX433FAはタッチパッド部が液晶パネルではなくテンキーとして使用できる「NumberPad」タイプです。
購入の際は仕様を良くご確認くださいますようお願いいたします。
フルHD2台分のサブディスプレイ搭載
このASUS ZenBook Pro はフルHDディスプレイ2台分のサブディスプレイを持ったノートパソコンです。サブディスプレイの解像度は3840×1100なので、フルHDのディスプレイを2台横に並べるより縦の解像度が高いという高解像度です。
キーボードの上部に搭載されたディスプレイ部は、タッチにもスタイラス入力にも対応するScreenPad Plusはメインのディスプレイとは別に直感的に操作できるセカンドディスプレイとして機能します。
また、このマシンはタッチパッド部のみをスクリーンとして利用するASUS ZenBook 14と異なり、スクリーンが広くアプリやアプリツールバーを設置してメインディスプレイでの作業領域を最大限に確保できます。
メインディスプレイは4Kの有機EL液晶で、CPUはCorei7かCorei9を選ぶことができます。選んだCPUによってストレージ容量も変わります。
タッチパッドの液晶スクリーン化のマシンが欲しいと思ってますが、このマシンはその思いの遥か上のコンセプトを持つマシンだと思います。動画編集ソフトなどでツールを独立して操作したいときなど最高の使い勝手を提供してくれるマシンではないでしょうか。