カラーレーザー複合機FAXのEメール転送・データ転送機能で外出先からFAX受信を確認

カラーレーザー複合機FAXのEメール転送・データ転送機能で外出先からFAX受信を確認
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外出時のFAX受信

前回外出先でFAXの送信・受信を行いたい場合の解決策としてインターネットFAXの利用について記事を書きました。

WebDreamとしてはまずはFAX送信を先に行いたかったこともあり、秒速FAXを導入し外出時のFAX送信問題は一応解決した一方、外出時にFAXを受信して確認をすることについては課題として残っていました。

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送信については送信情報:文書等をパソコンもしくはスマホ・タブレット等を使い、外出先でデータの作成ができればインターネットFAXで送信できます。

一方受信については残念ながら外出先で受信ということができません。コンビニエンス等でFAX受信ができるところもあるようですが、そこまで足を運ばなければならず、送信問題のときと同様で時間的な問題、物理的な問題などが発生します。

この解決策としてはすぐにでも受信ができるインターネットFAX(受信)サービス 秒速FAX plusなどを導入すればよいのでしょう。

カラーレーザー複合機導入

2023年6月カラーレーザー複合機導入

カラーレーザー複合機を導入しました(2023年6月19日追記)
受信したFAXをパソコン・スマホの指定したメールアドレスへ送信し、外出先でFAXを確認できる環境を整えました。

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FAX複合機の存在

現在WebDreamの事務所にはレーザー複合機がありその複合機でFAX受信をしています。もちろんFAX送信だけでなく、作成文書の印刷、コピー機としても活用しています。

ペーパーレス時代とはいえやはり紙への印刷は必要で、印刷とFAXができるFAX複合機は手放せない状態です。

紙ベースの考え方から一旦離れたうえでFAX複合機等が事務所には必要でなく、FAXの送受信をいつでもどこでも行いたいのであれば、インターネットFAXサービス導入することが一番の近道だと思います。

出典:OKI公式 MC362dnw(旧製品)
URL:https://www.oki.com/jp/printing/products/colormfp/discontinued/mc362dnw/index.html

上記プリンタは旧製品です
WebDreamは上記プリンタMC362dnwを使用しています。
現在OKIプリンターのカラーLED複合機のA4サイズ対応機器は終了しています。

その一方で事務所に印刷含めFAX送受信ができる複合機を導入かつ活用して、インターネットFAXサービスのような環境を整えることができるのではないかとの思いになりました。

この思いは他の方の使用状況や業務状況に当てはまらないかと思いますが、WebDreamとしてはFAX複合機は必要な機器であり除外することはできず、外出先でもFAXの送受信ができる環境を整える方法を考えてみました。

この考えに至ったひとつの要因は、WebDreamが使用しているFAX複合機の延長保証期間を迎えてしまい、今後機器の不具合が発生した場合には修理費用が発生することなのです。

まだ問題なく動作していますが、今後何かしらの不具合の発生の可能性を考え新たな複合機の導入を考えている時期であることが大きく関わっています。

今後導入する複合機の機能で外出先で受信したFAXを見ることができれば、インターネットFAXの受信版を構築できるはずということでプリンタを探していきます。

この受信FAXのデータ変換については、取引先の複合機で受信したFAXをPDF変換して、指定フォルダへ送信処理ができるよう設定した経験があったことも役にたっています。

FAX受信データ送付

受信したファクスを事務所内のNASや共有フォルダに送るのではなくクラウドへ送ることができるか、もしくは受信したFAXをPDF変換してメールで送信できるFAX複合機を導入すれば解決できるはずです。

導入するFAX複合機は、置き場所等のことも考えてサイズはA4サイズ レーザータイプで、コピー、スキャンができ、スマホからのダイレクトプリントという基本的な機能を必要とします。

そして、最大のポイントは受信FAXのデータ変換が可能で、その変換データのクラウド転送 or メール送信ができればWebDreamの望みがかなえられるというものです。

FAX複合機候補

様々なメーカーがありますが、その中でWebDream自身が使ったことがあるメーカーで気になったものをピックアップします。

ここではブラザー:brotherから3機種とキヤノン:Canonから3機種紹介したいと思います。

ブラザー:brotherというとOA機器のイメージをあまり持たない方もいらっしゃるようですが、オフィスOAで様々な機器を提供しています。

MFC-L3770CDW(ブラザー:brother)

無線LAN&自動両面プリントに対応したコンパクトでカラー印刷可能なカラー複合機です。

出典:ブラザー brother レーザー複合機 MFC-L3770CDW
URL:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/mfcl3770cdw/index.aspx

基本的な性能や印刷コストなどは公式サイトで確認いただくのが間違いないと思いますが、大事なのはFAXのクラウド転送とEメール送信です。

この機能についてはFAX機能案内のページにしっかりと記載されています。

出典:ブラザーbrother レーザー複合機 ファクスクラウド転送/ファクスEメール転送
URL:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/mfcl3770cdw/feature/feature4/index.aspx

このファクスクラウド転送とファクスEメール転送がまさにほしかった機能です。複合機本体でクラウド転送かEメール転送のどちらかの設定を行い、外出先にいながらにしてクラウドに転送されたデータにアクセスするか、Eメールで受け取ることができるというものです。

クラウドサービスの契約があればクラウド型での処理を行い、クラウドサービスが未導入ならばEメールで対応できるので選択の幅が広がると思います。

このほか同様の機種として2機種挙げておきます。

MFC-L8610CDW(ブラザー:brother)

高耐久、低ランニングコストを実現したビジネス向けのエントリー複合機で、大量印刷を快適に行うことができる大容量の用紙トレイをオプションで増設できます。

またMFC-L3770CDWに比べ印刷コストが軽減できる点も魅力でしょう。

出典:ブラザー brother レーザー複合機 MFC-L8610CDW
URL:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/mfcl8610cdw/index.aspx

もちろん肝心要となるクラウド転送とEメール機能は搭載しているので問題ありません。

プリンタでの印刷業務のウェイトが大きい場合はこちらの選択もありでしょう。

MFC-L9570CDW(ブラザー:brother)

このA4サイズ複合機のフラッグシップモデルとなり、印刷枚数がさらに多くなったとしてもMFC-L8610CDWよりもコスト軽減が実現できます。

出典:ブラザー brother レーザー複合機 MFC-L9570CDW
URL:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/mfcl9570cdw/index.aspx

そしてこちらももちろんクラウド転送とEメール機能は搭載しているので、こちらで紹介した3タイプであれば問題なく外出先でのFAX受信ができる環境を整えることができます。

MF656Cdw (キヤノン:Canon)

キャノンのからレーザー複合機のエントリーモデルとしての位置づけとなる機種だと思います。

出典:キャノン Canon レーザー複合機 MF656Cdw
URL:https://canon.jp/business/solution/business-printer/satera/mfp/lineup/mf656cdw

A4カラーレーザー複合機でFAX付きですが、気になるのはやはりFAX受信時の転送対応です。

出典:キャノン Canon レーザー複合機 MF656Cdw 特長
URL:https://canon.jp/business/solution/business-printer/satera/mfp/lineup/mf832cdw/features-fax

複合機の特長のページに自動転送機能として受信したファクスを自動転送できることが記載されています。

この複合機の場合フォルダへの転送ですが、クラウドサービスの記載はなく事務所内LAN等で構築された中の共有フォルダが対象となっているようです。

もちろんデータの転送という処理の中にEメールの記載があるので、受信したFAXを外出先でメールで確認することができます。

MF755Cdw/MF753Cdw (キヤノン:Canon)

基本的な性能は同じで、プリンター機能のページ記述言語の違いがあるようで、印刷業務に応じた言語に対応する機種を選ぶ必要があります。

MF656Cdwの違いとしては印刷スピードの違いとなるでしょう。印刷業務のウェイトによって選ぶ機種になると思います。

出典:キャノン Canon レーザー複合機 MF755Cdw/MF753Cdw
URL:https://canon.jp/business/solution/business-printer/satera/mfp/lineup/mf755cdw-753cdw

こちらもFAXの転送機能としてEメール宛もしくは共有フォルダとなっています。受信内容の確認の実現という意味ではEメール転送が機能に含まれていれば大丈夫です。

MF832Cdw (キヤノン:Canon)

このシリーズで印刷スピードが毎分38枚という高速印刷ができるフラッグシップモデルとなります。

こちらもファクス転送機能が搭載されているので、外出先での受信FAXの確認ができる機種となります。

出典:キャノン Canon レーザー複合機 MF832Cdw
URL:https://canon.jp/business/solution/business-printer/satera/mfp/lineup/mf832cdw

まとめ

A4サイズのカラーレーザー複合機でデスクサイドタイプのFAX複合機で気になるものを紹介しましたが、これ以外にももちろんファクスの転送機能を持ったFAX複合機があると思います。

とにかく重要なのは受信したFAXの転送機能を持つことで、上記6種類のうちどの機種を選んでもここで挙げていない転送機能搭載のFAX複合機であれば、最大の目的として掲げている「受信FAXを外出先で確認したい」という目的を達成できます。

あとは業務での印刷のウェイトの大小と印刷コストの兼ね合いでFAX複合機の機種・性能を選択すればよいと思います。

もうしばらくはインターネットFAXサービスを利用するかFAX複合機を導入するかを考えていこうと思っているところです。

WebDreamとしては現在の気持ちとしてはブラザー:brotherの機種への期待が大きいところです。受信FAXのEメール転送とクラウドサービス対応という機能が気になります。

今回はブラザーとキヤノンの2メーカーのFAX複合機の紹介となってしまいましたが、まだ私自身も選定の段階であることから他メーカーのFAX複合機の機能を調べていきたいと思います。

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