- PCサポート
- 2019年12月28日
M.2 NVMe(NGFF M-Key)対応 SSD外付ドライブ化・転送速度チェック
M.2SSD外付けドライブ化 先日のノートパソコンのストレージ交換にともない、……
完全に油断してました・・・
元号フィーバーで大騒ぎして、エクセルでの日付表示もアップデートされるなかで変わるはずですよ
なんて言っていた自分がすっかり確認することを忘れてました。
今日エクセルで作業をしていて、日付けを入力するセルがあり、日付けを入れたら
【令和】の文字が・・・表示されてました。
あっ!だった
かわるんだった・・・と
他人ごとのように思いながら。
セルの書式設定画面を眺めて再度確認のため4月1日から日付一覧を入力し、セルの書式設定で確認してみました。
ちゃんと2019年5月1日が令和1年5月1日 R1.5.1と表示されてるのを見て感動しちゃいました。
ただ、5月1日以降の表示は令和1年となり、令和元年とはなりません。
令和1年が間違っているわけではありませんが、やっぱり「元年」と表示したいという要望があるので書式設定で対応してみましょう。
マイクロソフトのサイトに日本の年号変更と元年についての記載があります。
情報元:Microsoft【日本の年後変更と元年】へ
その書式設定方法を使用すると、下図の様に日付を変更することができます。
エクセルで日付を上から2019年1月1日, 2019年4月29日・・・2019年5月1日・・・2019年12月31日と入力して、今年の元旦、平成から令和に代わる日付、大晦日と来年の元旦の順になっています。
それぞれの書式設定を変更し、最終目標の「令和元年」を目指します。
A列は西暦年月日の表示形式で、2019/5/1 と表示しています
B列はセルの書式設定で
【分類】をユーザー定義
【種類】を [$-411]ggge”年”m”月”d”日”(選択肢のなかから選べるはずです)
分類から【日付】を選択し、種類で元号表記か記号表記を選ぶことができます。
カレンダーの種類を【和暦】に変更する必要があります。
セルの書式設定内に【1年を元年と表記する】にチェックできるエクセル(Microsoft365 )と表記が出ないものExcel2013に注意が必要です。エクセルのバージョンによってこの書式設定の画面は異なります。
令和1年と表示を令和元年と表示したい場合の設定方法です
C列はセルの書式設定
【分類】をユーザー定義
【種類】を [<=43585][$-411]ggge”年”m”月”d”日”;[>=43831]ggge”年”m”月”d”日”;ggg”元年”m”月”d”日”
と入力します。(最初は選択肢にはないので、種類の下の部分に入力します。)
D列はセルの書式設定を標準としています。
まずは結果ありきなので、元号対応書式設定ー2の方法で設定することで
2019年1月1日~2019年4月30日まで | 平成31年〇月〇日 |
2019年5月1日~2019年12月31日まで | 令和元年〇月〇日 |
2020年1月1日~ | 令和2年〇月〇日 |
と表示されるようになります。
今年の日付を「令和元年」と表示する目的はこれで達成です。
元号対応書式設定ー2で種類として入力した文字列が3つの場合分けを行い、セルに入力されたセルの値のによって表示の仕方を変えています。
その3つの区切りは ;(コロン)で、以下の様に処理が3つに分かれています。
[<=43585][$-411]ggge”年”m”月”d”日” | セルの日付が2019年4月30日以前ならば 元号表示をしてください(平成〇年) |
[>=43831]ggge”年”m”付き”d”日” | セルの日付が2020年1月1日以降ならば 元号表示をしてください(令和2年) |
ggg”元年”m”月”d”日” | 上記以外の日付の場合ということで 2019年5月1日~2019年12月31日の日付を令和元年〇月〇日と表示してください |
セルに入力された日付によって場合分けされて、表示を変えているわけですが、多分疑問に思うのは[<=43585]と[>=43831]の部分ではないでしょうか。
2019年4月30日のや2020年1月1日といった表記はないのになぜ?という事だと思います。
エクセルの日付は【シリアル値】という1900年1月1日を1とし 1900年1月2日を2、1900年1月3日を3と1ずつ増えていく連続した数値で管理されています。
令和元年の完成の表に【シリアル値】と書かれた列を準備していますが、その値を見ていただくと2019年4月30日のシリアル値が【43585】、2020年の1月1日が【43831】となっていることがわかると思います。
注)表には全て日付が入力してあり、表示形式を変えています
種類で入力してある[<=43585]は、シリアル値が【43585以下ならば】という条件となり、言い換えると2019年4月30日以前ならばとエクセルが判断します。
一方[>=43831]は、シリアル値が【43831以上ならば】という条件となり、言い換えると2020年1月1日以降ならばとエクセルが判断しているという事です。