Windowsのセットアップ時のアカウントについて

Windowsのセットアップ時のアカウントについて
この記事はだいたい 4 分前後で読めます。

仕事上、「ノートパソコンを購入したので、セットアップをお願いします・・・」と依頼を受けます。

先日も、今まで使用していたコンピュータのデータの移管処理と、初期設定を行う事となりました。

今まで幾度となく処理を行ってきたこともあり特に心配ではないのですが、ふとセットアップ時のアカウント設定を行う際に、自分以外の人はどのようにしているのかと思ったこともあり書いています。

私の場合は、セットアップ時にローカルアカウント設定を行い、ユーザー名・コンピュータ名等を個別に指定するようにしています。

特に組織でネットワークを組んで処理を行っているところでは、ネットワーク上の名称のルール付けや、ネットワークドライブ設定・共有ドライブなどの事もあり、設定時にコンピュータの設定項目を一覧表に記載して保存しておきます。

Office設定時に必要なMicrosoftアカウント

ローカルアカウントで設定を行い、ネットワーク上の複合機設定を行ったりと、特に問題はないのですが、最近の設定においてはローカルアカウントだけでは設定できない一番の問題があります。

それはMicrosoft Officeのセットアップです。現在OfficeのインストールはDVD等のメディアを使うのではなくオンラインで行うようになっています。

コンピュータを購入した際についているのは名刺位の大きさの『プロダクトキーカード』という、プロダクトキーが記載されている下図のようなカードのみです。
(コンピュータの発売時期によってカードのデザインは異なります)
product_key_card.jpg
※出典:Fujitsu Windows10スタートガイド
新規購入したコンピュータでOfficeを設定するためにはインターネットに接続した状態で、かつMicrosoftアカウントを取得していないと設定ができません。

ローカルアカウントで設定を行い、インターネット接続を済ませてMicrosoftアカウントを準備してという手順を踏み、OfficeのソフトのWord Excel等いずれかを起動すると、プロダクトキーが要求され、その次にライセンス認証を実行するためにMicrosofotアカウントでサインインしなければならないからです。

DVD等のメディアを使用してインストールを行っていた時は、単純にプロダクトキーを入力すればよかったのですが、現在はこのようにプロダクトキーとMicrosoftアカウントの2段構えで処理を行っています。

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