- PCソフトウェア
- 2019年3月28日
サッカー試合終了か?と思ったらWindowsとOfficeのバージョンでした
ネットでは色々な情報を検索して見つけたり、たまたま目にしたりと情報の宝庫ではあり……
やっぱりというか、当然そうなるだろうと予想していたことではありますが、ワードとエクセルはパソコンを業務で使う上では必要なソフトと認識されているのは間違いないようです。
経緯としては、「外回り業務でパソコンが必要なんですが、中古でも構わないのでいいのがありますか?」との問い合わせから始まったサポートでした。
そのサポートの流れで、中古ですが無期限保証のパソコンがありますがいかがでしょうか?とおすすめしたことから、今回のOfficeソフト導入の流れとなりました。
サポートを始めた時点でワードとエクセルについてもお話をしていたのですが、まずはパソコン導入が先という事で、Officeソフトについての対応がちょっと後回しになっていました。
今までもパソコン導入の際に、「ワードとエクセルがいるんですが何を買えばよいですか?」と、尋ねられたときには「Office 365 が良いと思います」とお伝えしていました。
Office 365は Microsoftのオフィスソフトの最新版を、使い続けることができる(サブスクリプション版)です。
ワード・エクセルだけでなくOutlookやOne Noteも使えるもので、インストールは無制限に行うことができ、同時に5台まで使うことができるものなので非常に便利です。
パソコンだけでなくスマホやタブレットでもOfficeデータが取り扱えるので、Office365にしておいた方が良いですよとお伝えしています。
特に、タブレットやスマホといったモバイルデバイスにインストールできるOffice Mobileですが、ライセンス上は、画面サイズ10.1インチ以下の場合は閲覧+簡易機能の利用が可能です。
画面サイズが10.1インチより大きいタブレットでは閲覧のみが可能で、気を付けなければならないのはどちらも商用利用が不可だということです。
iOSやAndroidでMicorosoft Mobileのアプリをインストールして、仕事で利用するファイルを閲覧・編集する場合には商用ライセンスが必要です。
また、クラウド領域であるOne Driveを容量1TBも使える点が魅力なので、パソコン導入時にはOffice365を提案してきました。
そのOffice 365ですが、2020年4月22日から名称が「Microsoft 365」になります。この記事を書いている現時点(2020年4月2日)はまだ改称前なのでOffice365の名称で書き進めていきます。
今までOffice 365と言えば、ワード・エクセル・パワーポイント他Officeアプリケーションのサブスクリプション版というイメージが強かったと思います。
しかし、初めからOneDriveのクラウドサービスや、SkypeといったOfficeソフト以外のサービスを提供していたこともあり、Officeソフトだけのサービスにとどまらず、新たなサービス展開を行う上で名称を変更するようです。
追加されるサービスも期待されますが、最新版のワード・エクセルを使える上に、パワーポイントにアウトルックと、クラウドサービスを使い、タブレット・スマホでOfficeデータを使える点をメリットですよと説明しています。
Office2019ではだめですか?という質問も当然ながら受けることになります。それも当然でしょう。
Office 365はサブスクリプション。ということは月額もしくは年額で費用が発生します。一方Office2019は買い切り方で、1回購入すればずっと使い続けられるからです。
費用について考えることも重要ですが、パソコンで使っていく上での違いを考えてお話しというか提案をしてみました。
パワーポイントもお使いになるということで、Office365とOffice Home & Business2019で比較しています。
Office 365 Solo 2020年4月22日からMicrosoft 365 | Office Home & Business 2019 | |
---|---|---|
更新 | 年間契約・月間契約 (サブスクリプション版) | 永続版 (1回限りの購入) |
アプリ | Word Excel PowerPoint Outlook One Note Publisher(Windows PCのみ) Access(Windows PCのみ) | Word Excel PowerPoint Outlook One Note |
台数 | インストール無制限 (同時利用5台まで) Windows/Mac | 2台のPCまたはMac Windows10/Mac |
備考 | タブレット・スマホで利用可能 常に最新版を利用可能 Windows7 / Windows8.1に対応 | 2025年10月14日まで サポート期限 |
とにかくワードとエクセルが使えれば良いというのであれば、「Office Home & Business2019」で問題はありませんが、単体で購入すると価格が気になるかもしれません。
記事を書いている本日(2020年4月2日)公式ストアでみてみると、「Office Home & Business2019」の価格はMicrosoft、38,284円で、一方「Office 365 Solo」は12,984円となっています。3倍の価格差です。
使う期間が3年であれば、Office365 SoloがOnDrive1T使える点がメリットで金額に差がない事になりますが、3年以上使うのであれば永続版が買い切りの金額のみで済むということになります。
サブスクリプション版のメリットを再度まとめてみますが、私自身としてはOffice365を導入することをおすすめします。
Microsoft 365 Personal 最新1年版
写真やイラストなどを配置する書類作成で、何かと便利なパワーポイントが含まれている点で「Office Home & Business2019」はおすすめです。
ワードで文書を作成した方が良いとは思っていますが、「写真やイラストを自由に配置するのが上手くできなくて・・・」という方が多いようで、この点はワードのサポートをしていかなければと思っています。
買い切り方となるOffice Home & Business2019ですが、個人的にOffice 365派なので、できればOffice365をとはお伝えしますが、永続版の買い切りが良いと考える方ももちろんいらっしゃいますので比較のためにご案内しています。
Microsoft Office Home & Business 2019(最新 永続版)|カード版
Windows10/mac対応|PC2台
Amazonで購入
もし新規でパソコンを導入する状況で新品のパソコン購入の場合はOffice Home & Business2019が付いているものを購入するか、通販の場合だとオプションで選択するといった方法をとることで費用を抑えることができると思います。
パワーポイントは不要で、ワードとエクセルだけで充分ですという方には、「Office Personal 2019」の導入をおすすめしています。
しかしこのOffice Personal 2019はMacにはインストールできません。Macで使う事を考えている場合は「Office Home & Business2019」の購入が必須となるので注意が必要です。
Microsoft Office Personal 2019
Amazonで購入
ワードエクセルをパソコンで使いたいという場合、私の一番のおすすめはOffice365ですが、パソコンを新品で買う場合はその限りではなく、もともとOffice2019が入っている物かオプションでOfficeを追加選択して購入すれば価格をおさえられます。
個人の方がパソコンを購入するといった場合は、新品パソコン購入のサポートというのがほとんどなので、「Office Home & Business2019」が付いているか、オプションでの選択をお伝えしています。
事務所にデスクトップがあり、外出先・移動時にもデータ処理を行いたいといった状況で、新品コンピュータ導入の場合はOffice付きを選択していただく事もあります。
複数のパソコン・端末でOfficeを利用する場合や、また利用したいといった状況によってはOffie365のメリットをお話しして検討いただく形になります。