
Dell(デル・テクノロジーズ)新モデルパソコン発表
デスクトップパソコン・ノートパソコンからゲーミングパソコンまで様々なパソコンを発売している Dell(デル・テクノロジーズ)が、先日(2025年3月31日)法人向けの新モデルを発表しました。
最近の主流であるAI PCシリーズが強化されて、プロフェッショナルユース向けといった感じで、高性能モデルがラインアップされているようです。
特にDellの製品のラインアップの名称で気づいている方もいるかと思いますが、2025年1月にブランド名が一新され、「Dell:スタンダードモデル」・「Dell Pro:プロフェッショナル向け」・「Dell Pro Max:最高性能ワークステーション」と3つに分類されたのは記憶に新しいところだと思います。
出典:Dell Technologies デルテクノロジースシンプルになった製品ラインアップのご紹介
URL:https://www.dell.com/ja-jp/lp/learn-about-dell-laptops
シンプルな分類分け
3つのカテゴリーDell(趣味・教育・仕事)、Dell Pro(ビジネスプロレベル)、Dell Pro Max(高性能・多用途)に分けられ、それぞれ以下のような位置づけで展開していくようです。
出典:Dell Technologies デルテクノロジースDell
エンターテインメント、学校、仕事向けの製品設計
生産性とエンターテインメントの両方を実現するよう設計されたノートパソコン。Dell Pro
プロフェッショナル レベルの生産性を発揮する製品設計
卓越したパフォーマンス、堅牢な耐久性、クラス最高レベルのセキュリティ、シンプルな管理機能を提供するプロフェッショナル レベルのAIノートパソコン。Dell Pro Max
最高峰のパフォーマンスを発揮する製品設計
高性能CPU、プロフェッショナル向けGPU、超高速ストレージとメモリーを搭載し、最高峰のパフォーマンスを発揮するよう構築されたプロフェッショナル レベルのAIノートパソコン。
URL:https://www.dell.com/ja-jp/lp/learn-about-dell-laptops
上記の3つのカテゴリーの中でさらにティアと呼ばれる、Premium(究極の可搬性とデザイン)・Plus(スケーラブルな性能)・Base(基本)に分けられていて、その中から自身の用途に合ったモデルを選ぶことができるようになっているようです。
また説明には以前のなじみの名称であるXPS・InspironやLutitude・Rugged、Precisionシリーズが消えるわけではなく、Dell・Dell Pro・Dell Pro Maxのラインで継承されて、在庫がある間は購入できると説明書きがありました。
色々な選び方ができる製品がそろっているなかで、WebDreamとしては自身の好きなノートパソコンである以前のモデルで言えば Inspiron 2in1や、Latitude 2in1タイプが気になるところです。
製品ラインアップの紹介の中でDell ノートパソコンのPlusの説明の中にある記述が目を引きました。
出典:Dell Technologies デルテクノロジースDell ノートパソコン
Plus
拡張性のあるAIパフォーマンス、コラボレーション、スクリーン エクスペリエンスがさらに強化されました。スタイリッシュなアルミニウム製のノートパソコンまたは2-in-1から選択できます。
URL:https://www.dell.com/ja-jp/lp/learn-about-dell-laptops
”アルミニウム製のノートパソコンまたは2-in-1から選択できます”、この部分です。2-in-1タイプが好きなWebDreamにとって、新シリーズでもこのタイプをしっかりとラインアップしてくれてうれしい限りです。
Dell Plus シリーズ 2-in-1ノートパソコン
今日現在(2025年4月5日)Dell公式サイトで確認したところ、液晶サイズが14インチと16インチの2サイズを選べるようです。
Dell 14 Plus 2-in-1の購入サイト試したところCPUとメモリサイズ、それとストレージサイズをカスタマイズできるようになっています。
出典:Dell Technologies デルテクノロジースDell 14 Plus 2-in-1 カスタマイズ例
URL:https://www.dell.com/ja-jp/lp/learn-about-dell-laptops
上記はDell 14 Plus 2-in-1の購入画面に進んだカスタマイズ画面を表示しています。上記仕様ではCPUがCore Ultra 7 256Vで、メモリが16GB、ストレージは1TBの構成となっています。
WebDreamは搭載メモリは32GBを選択したい意向があるため、メモリ16GBだったものを32GBに変更したところ、CPUがCore Ultra7 256からCore Ultra9 288Vへと関連オプションの仕様変更のウィンドウが表示されました。
出典:Dell Technologies デルテクノロジースDell 14 Plus 2-in-1 カスタマイズ例2
URL:https://www.dell.com/ja-jp/lp/learn-about-dell-laptops
メモリやストレージの構成変更を選ぶと仕様が変更される部分があるようで、希望の構成にする場合には仕様の変更を確認しながら進む必要があります。仕様の変更に伴い価格も連動して変更されるのでよく確認してください。
ストレージは最初の構成では1TBとなっていました。512GBをあえて選ぶことはないと思いますが、選択してみたところCPUが Core Ultra5 226Vへと仕様変更されました。
Dell16 Plus 2-in-1のサイトでも同様に、選択するCPUやメモリ用容量によって仕様変更されるようですが、ストレージは1TBのみでした。
大きな違いは液晶サイズで14インチサイズは16:10のFHD+で、解像度は1920x1200となっています。一方16インチサイズは16:10のQHD+で、解像度が2560×1600となっていました。
もちろん液晶サイズが異なることで本体サイズもDell 14 Plus 2-in-1が314.00x226.15x16.39mm 1.61㎏に対し、Dell 16 Plus 2-in-1が356.78x250.60×16.99mmで2.05㎏と違いがあります。
持ち運びを考えた場合、パソコン本体と電源アダプタ、マウスなども一緒にバッグ等に入れることを考えると、Dell 14 2-in-1のほうが良いかと思いますが、画面の解像度など作業性の効率を考えるとDell 16 2-in-1になるのかなと思うところです。
画面の大きさと解像度の部分は悩むところです。WebDream自身は今現在、メインで使用しているノートパソコンは16インチですが、さすがに本体重量が2.4㎏で、アダプタも一緒にすると3㎏オーバーなので、持ち歩きようの14インチが欲しいと切に思うところがあります。
ただ作業性をかんがえると液晶解像度が2560x1600は捨てがたく、画面に表示できる情報量が多いというのは便利だと実感している部分もあり、軽さを取るか?それとも作業性をとるか?となると、重さはやはりネックとなります。
16インチノートパソコンを使っているWebDreamとしては、今買うとすれば14インチモデルになるでしょう。
Link→ Dell 14 Plus 2-in-1(DB04250)(Dellオンラインストアを見る)
Link→ Dell 16 Plus 2-in-1(DB06250)(Dellオンラインストアを見る)
まとめ
新シリーズの発表で、もちろんクラムシェル型の製品も多数ラインアップされているというものの、WebDreamとしては2-in-1シリーズに行きついてしまうという結果になってしまいました。
クラムシェル型のノートパソコンはどうしても差別化しづらく、特長を大きく出せない一方、形状を変えることができるコンバーチブルタイプである2-in-1タイプに目が向いてしまいます。
液晶部分の回転機構が複雑になり、部品手数も増えることで重量も増加するのになぜ?と言われそうですが、やはりそこはこの形が好きだからに尽きるとしか言いようがありません。