- PCハードウェア
- 2019年3月31日
なんとパソコンの駆動時間が24時間オーバー!デルの2in1法人向けノート Latitude7400
ネットニュースで驚いたのは、24時間を超える長時間駆動PCという見出しです。 電……
パソコンだけでなくスマホのポートの拡張して、外部機器との接続を簡単に行いたい。そんなときのアイテムとして便利なのはUSB Type-Cポートハブです。
スマホでも使えるType-Cハブですが、今回はノートパソコンに接続することを想定し、接続する機器やポートの種類、数等を考えてWebDreamが気になったものをおすすめしたいと思います。
ノートパソコンを使う場合にパソコン本体のタッチパッドやタッチパネル、ペン入力等を使うだけだったり、データの保存場所を本体内もしくはクラウド接続で保存したり、データのやり取りもクラウドで行うような状況であれば、拡張のためのType-Cハブの出番はなさそうです。
一方ノートパソコンを持ち歩き、取引先でプレゼンを行うために外部モニタ・プロジェクターに接続したり、データのやり取りをUSBメモリや、SDカードで行うなど、様々な機器を接続するためにType-Cハブを持ち歩くと便利でしょう。
もちろんノートパソコンを使うのは外出先だけとは限りません。外出先から自宅・オフィスに戻ってきて、外付けのマウスやキーボードを接続したり、また画面拡張のために液晶モニタを接続を行いたい場合は、ノートパソコンの接続端子だけでは足りずType-Cハブを使うことで快適な環境を整えることができます。
さらに接続するモニタは2画面使いたいと考えていたり、マウス・キーボード以外に有線LANやDP(ディスプレイポート)といった拡張性を求めるのであれば、Type-Cのドッキングステーションも視野に入ってくるのではないでしょうか。
ドッキングステーションとなれば、PD対応もしくは専用の電源が準備されていてパソコンへの給電はもちろん、多くの種類・数のポートを備えていたりデジタルカメラ用のフルサイズSDカードスロットを備えていてデータ保存も簡単にできるものがあります。
ものによりますが、外部モニタを接続してノートパソコンと外付けモニタ2台と組み合わせるなど、マルチモニター環境を整えることも可能です。
接続する機器は多種多様で、ノートパソコンの使い方も人それぞれです。またType-Cハブもサイズや形、接続できる機器もメーカー・製品もあふれていて、選ぶのにも迷ってしまいます。
そこで、本記事では接続する機器や購入する際の選び方やType-Cハブの選定ポイントをWebDreamの独自目線となりますがご紹介します。
どのような機器を接続できるか?というのが一番のポイントだとは思いますが、ノートパソコンと一緒に持ち歩くことを前提に考えるので、まずは大きさでしょう。
「スリムであること」この部分はとても大切だとおもいます。機能もりもりで大きくなってしまい持ち歩くのを考えるというよりも、バッグにパソコンとACアダプタと、ハブとあれこれ詰め込むことを想像してみてください。ハブを滑り込ませるスペースはありますか?
しかし、持ち運び重視だからと言って、めちゃくちゃコンパクトなものを選んでしまうと接続する端子の種類が極端に少なかったり、モニタや外部給電機能がないなど使い勝手も考える必要があります。
通販サイトにType-Cハブのサイズが記載されているとは思いますが、その寸法では大きさのイメージをつかむことは難しいと思います。機会があれば、量販店などで実物があれば実際に手に取ってサイズを確かめることをお勧めします。
Type-Cハブを色々見ていますが、ハブ本体からケーブルがにょきっと出ているものが多いと感じます。ノートパソコンと接続するためのケーブルを着脱できるタイプは製造コストがかかってしまうようで、それが価格に反映されてしまいます。
しかし、バッグ等に入れて持ち歩くときに、ケーブル直付けのものよりケーブルを取り外して本体のみにできるタイプのほうがケーブルへの負担が少なくなります。
またType-Cハブを接続する際に、着脱式の場合は接続の際の長さを自分でコントロールすることが可能で、パソコンとの接続で「ちょっと長い・ちょっと短い」といった不満を解消できます。
持ち運びのためにケーブルを取り外せるタイプのハブが良いのではと、WebDreamは考えますが、気を付けなくてはならないことが1点あります。それはケーブルを忘れる可能性です。Type-Cハブはあるけど接続ケーブルがないなんてことにご用心。
Type-Cのハブを介して、ノートパソコンを充電しながら使うことをメインに考え、外付けの光学ドライブやHDDドライブなど消費電力の大きい機器の接続も考えている場合にはPD対応のハブをお勧めします。
Type-Cハブをノートパソコンに接続し充電しながら使うといった場合には、ノートパソコン・Type-CハブともにUSB PD対応であることが必要です。ノートパソコンに複数のType-Cポートがある場合、ポートによって仕様が異なる場合がありますので購入を考えているハブとともに事前に仕様を確認してください。
Type-Cを選ぶときに、商品説明や仕様を確認して「USB PD 対応」の記述があるかを確認することをおすすめします。
ドッキングステーションタイプの場合には専用のACアダプタが付属していて、パソコンだけでなく同時にスマホやアクセサリ類を充電したりと余裕があるものも。とはいえ、ここまでいくとノートパソコンとの持ち運びではなく据え置きで使うイメージになってしまいます。
WebDreamとしてはUSB PD対応でType-Cの電源を経由し、パソコンへの充電とType-Cハブ接続の機器を使うことを考えて選びたいと思います。
ノートパソコンとType-Cハブを組み合わせて使う場合、次のような接続を考えると思います
ざっと例を挙げてみましたが、接続したいと考えている機器は人によって異なると思います。
上記の接続機器をType-Cハブで使うことを考えて、WebDream自身がType-C関連機器をよく購入するAnkerとUGREENのメーカーから選んでみました。
コンパクトでかつ接続する機器がType-A2.0が2ポート、Type-A3.0が1ポート、HDMI接続にUSB-PD対応と申し分なしだと思います。
Anker USB-C ハブ (5-in-1, 4K, HDMI)です。
100W USB PD対応し、4K HDMIポート、USB PD対応USB-Cポート
USB-Aを合計ポート搭載しています。
ハブとして使用しながら、接続したノートパソコン等へ充電する場合は最大90Wまで対応してします。
この場合は100W以上の出力に対応した、充電器とケーブルが必要です。
接続用のケーブルは直付けで約25cmの長さです。
Link→ Anker USB-Cハブ 5-in-1をみる(Amazon)
ハブ本体にケーブルが直付けではない、ケーブル取り外し可能なタイプです。
Anker 343 USB-C ハブ (7-in-1, Dual 4K HDMI)です。
100W USB PD対応し充電しながら使用できます。
4K HDMI 2画面出力に対応しています。
約50cmの着脱式ケーブルです
データ転送可能なUSB-C3.2ポート
USB-A3.2を2ポート搭載しています。
ハブとして使用しながら、接続したノートパソコン等へ充電する場合は最大85Wまで対応してします。
この場合は100W以上の出力に対応した、充電器とケーブルが必要です。
Link→ Anker 343 USB-Cハブ 7-in-1をみる(Amazon)
このケーブル着脱タイプでSDカードスロットを搭載したハブもあります
Link→ Anker 364 USB-Cハブ 10-in-1をみる(Amazon)
こちらも5-in-1の基本的な機器仕様のタイプでえらんでみました。
UGREEN 5-IN-1 USB Cハブ です。
100W PD急速充電で充電しながら使うことができます。
USB‐A3.0が1ポート、USB-A2.0が2ポートです。
4K HDMI2.0出力
ハブとして使用しながら使用する際のパソコン等への最大電力出力について記載が見当たらなかったのですが、自体が5W消費するため計算上は95Wとなりますが、他のハブ等の記載を見ると85~90W程度となるでしょう。
この場合は100W以上の出力に対応した、充電器とケーブルが必要です。
Link→ UGREEN 5-in-1 USB Cハブを見る(Amazon)
Link→ UGREEN 5-in-1 USB Cハブ をみる(UGREEN公式楽天市場店)
HDMI出力が2ポートある2画面対応タイプなのですが、こちらは残念ながらケーブル直付けタイプです。
UGREEN 7 in 1 Revodok Pro USB C ドッキングステーションです。
2つのHDMI出力ポートがあります
USB-C3.2ポートが2つ
USB-A3.2ポートも2つあります。
ハブとして使用しながら、接続したノートパソコン等へ充電する場合は最大85Wまで対応してします。
この場合は100W以上の出力に対応した、充電器とケーブルが必要です。
Link→ UGREEN 7 in 1 Revodok Pro USB をみる(Amazon)
Link→ UGREEN 7 in 1 Revodok Pro USB をみる(UGREEN公式楽天市場店)
これはちょっと変わり種ですが搭載している接続ポートは十分です。特徴はステータスを表示する画面に絵文字が表示されるユーモアがある製品です。
UGREEN Uno 6-in-1 USB-Cハブです。
4K@60HzのHDMIポートを搭載
USB-C3.2が2ポート
USB-A3.2を2ポート搭載しています。
ハブとして使用しながら、接続したノートパソコン等へ充電する場合は最大85Wまで対応してします。
この場合は100W以上の出力に対応した、充電器とケーブルが必要です。
なんといっても、ホストに接続・充電している・外部ディスプレイに接続といった接続状況を絵文字で表示してくれるLEDディスプレイが気になります。
Link→ UGREEN Uno 6-in-1 USBハブをみる(Amazon)
Link→ UGREEN Uno 6-in-1 USBハブ をみる(UGREEN公式楽天市場店)
WebDreamはコンパクトタイプのType-Cハブを以前購入していままで使ってきました。
端子面の画像でもわかるように、古いものなのでVGA端子が搭載されています。以前に比べVGA接続のディスプレイやプロジェクタは減ってきているとはいえ、VGA接続端子の機器が残っているところのことを考えまだまだ現役で使っているところです。
ただ新しいType-Cハブも欲しいと思っているところでもあり、上記のAnkerやUGREENのType-Cハブは購入候補だったのです。
購入候補だったのですと書いたように、ノートパソコンと一緒に持ち歩くのならばコンパクトなサイズがおすすめですよと言っていましたがWebDreamはドッキングステーションを購入してしまいました。
それなりに大きくなってしまいましたが、接続ポートは十分あり有線LANに接続も可能です。またノートパソコン・タブレット等のスタンドにもなり、フルサイズのSDカードスロットもありと便利です。またケーブル取り外し可能タイプを選んでいます。
UGREEN 9-IN-1 USB-Cハブ ドッキングステーションです
タブレットやポータブルゲーミングPC等のスタンドになる、折りたたみパネルがついています。
4K@60Hzの映像出力ができるHDMIポートがあります。
USB-C3.2が1ポート
USB-A3.2も1ポート
さらにマウスやキーボード等の接続に便利なUSB-A2.0が2ポートついています。
有線LANケーブルポートにフルサイズのSDカード、microSDカードスロットも搭載しており、拡張性に優れています。
Link→ UGREEN 9-IN-1 USB-C ドッキングステーション をみる(Amazon)
Link→ UGREEN 9-IN-1 USB-C ドッキングステーション をみる(UGREEN公式楽天市場店)
持ち運びの際にパネルを折りたたんでしまえばでっぱりのない直方体条谷することができるので気になりません。
基本的な接続を考えていて、外付けモニターとUSB機器をつなぐことを考えているのであれば、今回おすすめした AnkerかUGREENのスリムタイプのType-Cハブがおすすめです。
持ち運びの際の直付けタイプのケーブルが気になる方は、ハブ本体からケーブルを取り外せるタイプも視野に入れてよいと思います。
デジタル一眼レフ等の画像データをパソコンに取り込む場面でフルサイズSDカードが必要な場合などは、ハブにカードスロットがついているものを選ぶとよいでしょう。
WebDreamが購入して使っているドッキングステーションは、タブレットタイプのパソコンのスタンドとして使うことを考えていたり、自宅・オフィスに戻ってきたらノートパソコンとType-Cケーブル1本ですぐ作業を始められる環境を作りたいなどの場合にはおすすめです。
ドッキングステーション便利ですが、コンパクトなタイプもやっぱりほしいと思っている今日この頃です。