
名刺サイズの用紙に直接印刷
名刺サイズの用紙に直接印刷したい場合に、名刺サイズ用紙の印刷に対応したインクジェットプリンターを使ってくださいとWebDreamはサポートの際に伝えてきました。
また、名刺サイズの直接印刷に対応したインクジェットプリンター群についても今まで当サイトで紹介してきました。
カラーレーザープリンターの場合
一方カラーレーザープリンターで印刷したいという場合には、名刺サイズの用紙そのものに対応していないものが多く、A4サイズで名刺サイズの10枚・8枚分を印刷し、切り離して使ってくださいと伝えていました。
またインクジェットプリンターを使っている場合でも同様に、プリンターが名刺サイズ用紙の直接印刷に対応していない場合には、A4サイズの名刺用紙といったものを使ってくださいと伝えていました。
名刺サイズ用紙の使い道
名刺サイズ用紙への直接印刷はもともと物販を行っている方へのサポートから始まっており、お店の商品のプライスカード・商品説明用としての利用目的で、商品毎に価格や説明を入力し印刷されていました。
商品によっては冷蔵ケースに陳列するものもあり、そのケース内で印刷したものを使う場合には水濡れ対策としてラミネート加工を施したうえで利用するなど工夫されてました。
冷蔵ケースでなくてもカードを扱う際に印刷面に濡れた手で触れてしまうと、インクジェットプリンターで印刷したものはにじみが発生したりすることもあります。
耐水性のあるインクジェット用紙を使うことや、インクジェットプリンターで水に強い顔料インクの場合にはインクのにじみを抑えることはできますが、トナーを使うレーザプリンターのほうが水に強いのは確かです。
となると、インクジェットプリンターではなくレーザプリンターで名刺サイズ用紙に直接印刷できるものがあれば、利用できると思って探してみたというのが経緯です。
今までは名刺サイズの用紙に直接印刷できるレーザープリンターはないと思っていたので、今回印刷できるものが見つかったというのはWebDreamのリサーチ不足を反省してます。
名刺サイズの用紙対応レーザープリンター
名刺サイズ用紙の直接印刷することができるOKIのカラーLEDプリンター C835dnw/C835dnwtです。型番の違いがありますが本体そのものは同じ仕様で、C835dnwtは枚数が多い印刷を行う場合や用紙を切り替えて印刷するのに便利な増設トレイが標準で付属しています。
URL:https://www.oki.com/jp/printing/products/color/c835dnw/index.htmlOKI カラーLEDプリンター C835dnw C835dnwt
このプリンタはビジネス文書標準のA4サイズ用紙から、A3サイズ用紙や、長尺用紙にも印刷できるカラーLEDプリンターですが、製品概要の用紙対応力に記載されている内容に注目です。
URL:https://www.oki.com/jp/printing/products/color/c835dnw/index.htmlプリンターの製品概要
注)赤枠はOKIプリンターサイトキャプチャ後WebDreamが画像加工しています。
赤枠で囲った部分が用紙対応力が記載されている部分で、ここに ”最小サイズ 幅55mm”の記載があります。このサイズって一般的な名刺サイズ91x55mmの縦の寸法です。
ここでは最小サイズと長尺寸法の記載のみなので、仕様部分の用紙サイズについて詳しく見ています。
URL:https://www.oki.com/jp/printing/products/color/c835dnw/specifications/C835dnw C835dnwt仕様
注)赤枠はOKIプリンターサイトキャプチャ後WebDreamが画像加工しています。
用紙種類には【名刺】の域際はありませんが、その下の用紙サイズの内容を見ると【カスタムサイズ: 幅 55-297 mm x 長さ 90-1321 mm】と最小幅・長さの55mmと90mmの記載があります。
また注意事項記載されているのですが名刺サイズ用紙に印刷する際は、プリンター手前のマルチパーパストレイに用紙をセットする必要があるようです。
A4サイズやA3サイズといった大きな用紙に印刷するものですから、名刺サイズといった用紙を印刷する場合には、プリンター内部での用紙搬送時の傾きなどで紙詰まりの可能性はあるかもしれませんが、カスタムサイズとして指定できるのは気になるところです。
ただこのプリンターは後方排紙が可能で、前面のマルチパーパストレイから給紙して、LEDトナー・ベルト部という印刷部分を通過して後方の排紙トレイへ紙を進めることができるため、用紙の搬送負担を少なくすることができます。
WebDreamではこのプリンターを使用し実際印刷したことがないため、OKIの公式サイトに掲載されているプリンターの仕様上での解釈となっています。
まとめ
名刺サイズに直接印刷できるカラーレーザープリンターは存在することがわかりました。
公式サイトに本体価格が記載されていますが、インクジェットプリンター等と比較してしまうと導入のハードルが高く感じてしまいます。
しかし、このプリンターには7年間無償保証がついており、購入日から7年以内の通常利用における故障については無償で修理してくれます。ただしトナーカートリッジ・イメージドラム等はOKIの純正品を使うことが条件です。
Link→ 7年間無償保証規定(OKI公式サイト)
また、レーザープリンターのメンテナンス品である、定着器ユニット、ベルトユニット、給紙ローラーセットが既定の交換寿命を迎えた場合には、メンテナンス品が無償で提供されます。
Link→ メンテナンス品7年間無償提供の詳細(OKI公式サイト)
このような7年保証とメンテナンス品提供といったサービスがあることは、プリンターを長く使うことを考えると導入を考えるのもありだと思います。