画像を処理するクリエイター向け高性能ノートパソコン!『NEC LAVIE VEGA』

画像を処理するクリエイター向け高性能ノートパソコン!『NEC LAVIE VEGA』
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印象的なTVコマーシャル

今年2020年2月の発売に合わせて、テレビコマーシャルが始まり瞬く間に視聴数が増えたNEC LAVIE VEGAの近未来SFアニメーション「CREATOKYO(クリエイトーキョー)VEGA争奪戦」を目にした方多いと思います。

私もテレビコマーシャルで流れたとき、「おぉ~」っと声を上げ見入ってしまいました。パソコンのTV CMだったこともありますが、フルアニメーションで作られていて、かつ有名な声優さんの声が耳に残りました。

https://youtu.be/WKUMYukocE0

引用:YouTube NEC LAVIEチャンネル

このアニメの設定は、AIの進化がもたらした、不要となった労働社会が舞台となっています。その社会・世界ではいゆる「クリエイティブな人間」がリスペクトされるという・・・

そんな社会背景の中で「VEGA」が噂になっていて

なんて、これからの世界ではありるかもなぁ~などと思える設定もグッドで気になっていました。

第2弾も「CREATOKYO(クリエイトーキョー) VEGA 解放篇」も登場してます。

https://youtu.be/-T3ydhU7bfg

引用:YouTube NEC LAVIEチャンネル

パソコンよりもCMが・・・

元々はNECのノートパソコンのLAVIEシリーズのコマーシャルですが、このCMの方が印象が強くて、パソコンの方に目が向いていなかったというのが事実です。

とはいえ、このパソコンのCMとパソコンのコンセプトである「クリエイター」にスポットが当たってきている点は見逃せません。

今までのパソコンはどちらかというとビジネス向けで、いわゆるオフィスソフトが使える事が重要視されていた気がします。

そこにe-sportsの波が加わり、ゲームをプレイするとゲームを創るといった新しい局面になって、「クリエイター」を意識するパソコンを押し出してくれたのでしょう。

キーワードは『想像力に火をともせ』

クリエイターモデルとしてのパソコンという事で、性能は他のシリーズとは一線を画す仕様になっているようです。

量販店モデル・通販モデルともCPU・SSD容量が選択できるので、用途によって自分仕様にすることができます。

第9世代CPU搭載

クリエイター向けという事で最高仕様で考えてみましょう。

第9世代Corei7-9750Hと6コアCPU搭載モデルがあり、圧倒的な処理性能で高画質の写真や動画の処理がストレスなく行えます。

※Core i5-9300HやRyzen3750Hプロセッサ搭載モデルも選べます。

有機EL&4kディスプレイ

圧倒的な美しさで映像を映してくれる「有機EL」・解像度3840x2160の「4K」15.6インチ液晶ディスプレイを搭載しています。(4Kカスタマイズモデル)

くっきりと鮮やかな映像表示には目を奪われるほど。もちろんクリエイター向けの名が付く以上色再現性もAdobe RGB同等のDCI-P3カバー率100%と問題ありません。

https://youtu.be/i9XiA_H4DVk

引用:YouTube NEC LAVIEチャンネル

コントラスト比は100,000:1と「漆黒」(真っ黒)から高輝度まで忠実な再現をしてくれるディスプレイ搭載です。

もちろんHDRにも対応していて画質は文句なしと言えるモデルでしょう。

フルHDのスーパーシャインビューLED IPS液晶モデルもあります。

メモリ& SSD(ストレージ)

クリエイター用途として考える場合は、メモリ16GB搭載をおすすめします。量販店でCPU・メモリ共仕様を落としたモデルもあるようなので、仕様の確認をした上で購入するようにしてください。

SSD(ストレージ)はLAVIE Directでは256GBから選択が可能になっています。

512GB・1TB・512GB+32GB Optane・1TB+32GB Optaneとより高速に処理をしたい場合の選択肢もあります。

外付けSSDの価格も下がってきている事もあり、内蔵は512GBで抑えておいてデータは外付けで対応するというのも手かもしれません。

外付けHDDはさらに価格が下がっていますが、画像処理用の外付けドライブとしては転送速度の問題がネックになるため、外付けドライブはSSDタイプをおすすめします。

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その他おススメ

キーボード左側に「プロキー」を搭載しています。よく使うプログラム・ソフトウェアのショートカットを登録してワンタッチで起動できます。

クリエイターモデルとはいえ、オフィスソフトも使うでしょうから、Word・Excelを登録しておいてポン♪と押して起動なんていうのも便利です。

横に広いノートパソコンの場合はどうしてもキーのホームポジションが左寄りになってしまいます。でもこのLAVIE VEGAでは「プロキー」が左側に配置されていることで、キーボード全体が右に寄ることになります。

もちろんその恩恵はタッチパッド部分にも表れていて、タッチパッドもパソコン本体の真ん中に位置している点はメリットだと思います。

気になる点

グラフィック

動きの激しい映像の表示が目的のゲーミングマシンではないため、グラフィックはCPU内蔵で、インテルモデルはUHDグラフィックス630、RyzenモデルはRadeon RX Vega10となります。

ゲームを行うのであれば、グラフィック搭載のゲーミングノートPCを選択すればよいので、ここでは問題はないと思いますが、ちょっと気になる部分です。

外部インターフェース

外部インターフェースに採用されたのは右側にType-C×2に、左側はThunderbolt対応かつUSB PD対応×2と4端子ありますが、Type-Aが搭載されていません。

USB変換アダプタを用いれば使えますが、一つでもよいから搭載されていればなぁ~と思ったところです。

同様にHDMI端子もないところが気になってしまいました。こちらも変換アダプタを用いれば使えるけれどといった点です。

Type-Cケーブルですべての接続ができる周辺機器ばかりになれば最高の環境ではありますが、その環境が整うにはもうしばらく時間がかかるのではないでしょうか。

まとめ

クリエイター仕様を前面に押し出した「LAVIE VEGA」は、性能申し分なし、オフィスソフトだけでなく、画像処理のPhotoshop・Illustratorといった負荷のかかる処理も問題なくこなせるノートパソコンです。

質感もよく、持ち歩いてカフェで作業するシチュエーションでもばっちりではないかと思います。

スマホで画像処理できますが、「LAVIE VEGA」はパソコンで大量にまとめて処理を行いたい人におすすめしたいノートパソコンです。

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